社内イベントこそ価値観の集大成。17期3Q「想いをカタチに会」裏話

おダシエピソード
インビジョンニュース
2025/3/28
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2025/3/28

徹底することに勝あり。ただし粋にね。

こんにちは、広報チームの田野です!2年8ヶ月ぶりにコラムを書きます。

ここ数年間お客様の採用広報やブランディングに携わらせていただいておりましたが、今年1月から広報「出汁屋」に戻ってきました!さまざまな地域・企業の文化を浴びさせていただく刺激的な日々から一変、最近は社内で頻発するシュールな会話にニヤニヤしながら働いています。それもまた乙。出社頻度が増えたので、今年は目黒川の桜を堪能することが目標です。

さて、2/7(金)インビジョン社内イベント「想いをカタチに会」が行われました。想いをカタチに会とは、既存メンバーのほか今年4月に入社を控えるメンバーやお世話になっているパートナーさんもオフィスに招待し、インビジョンの価値観や志、そこへ向かう戦略や現在地を確認する時間です。(詳しくはこちらの記事をご覧ください。)私は入社して5年が経ちますが、やっぱりこの社内イベントがインビジョンらしさの集大成だよな〜と毎度感じます。大規模なイベントではないけれど、準備段階から作り手の緊張感がひしひしと伝わって来て1日中ソワソワするし、そんな過程にこそ大切なことが宿っている気がします。今回はそんなビハインドに目を向けて、当日の模様をお伝えします!

 

テーマ「徹底することに勝あり。ただし、粋にね」

こちら、社内にもファンの多い「葉隠入門」(三島由紀夫著)の一節。

4半期に1度行われる想いをカタチに会では、毎回テーマが設定されますが、今回のテーマは「徹底することに勝あり。ただし、粋にね」。

インビジョンには「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」という志があります。私もこの志に惹かれて入社した一人だし、きっと他のメンバーもそう。ただ、これまでは、その志に向かうために今の事業活動があるという前提ではあるものの、実際の業務の中でどれだけ前進できているのかは非常に感覚的で人による…という状況でした。

あれ?このままでは、ただ志を掲げているだけの会社になっちゃう…?
名実ともに「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」会社であるために、それがどんな状態で、今どれくらい近づいているのかを定量化し、達成するための具体的なアクションを明確にスケジュールに落とし、確実にやる。これが「徹底」ということ。そんなテーマのもとに、志を定量化し、会社で追う重要指標とその進捗、その上での各部署の明確な課題とネクストアクションを社内共有することが今回の主旨でした。その一部がこんな感じ。

もうすぐ18歳、人間でいうと成人の年を控えるインビジョン。志はありつつもくすぶってきた思春期を超え(?)目指すべき道が明確になり、ちょっと洗練された気がします。

じゃあ、粋とは、、、なんてここで言ってしまうと粋じゃない気がするので、言わないでおきます。

その代わり、私が独断と偏見で「こういうとこに宿っちゃってるな〜!」と感じたトピックスをいくつかシェアさせてください。

 

新卒5年目、悲願の初表彰

想いをカタチに会の恒例コンテンツといえば表彰。今回MVPに選ばれたのは、新卒5年目営業一筋、初受賞のシノ(写真右)。もう、みんなのコメント入りの表彰状に全部詰まってるのでぜひ読んでください。

 

ちなみに当日の朝、私はシノくんの後輩であり良きライバル(?)のマメちゃんとお客様先に訪問していました。電車で移動中、マメちゃんから「ぶっちゃけMVP、誰に入れました?」と探りが入りました。発表前に探りを入れるとは御法度…さては自分だと言ってほしいのだな…などと勘繰っていると、「僕、今回は絶対シノさんに獲って欲しいんです」と。マメちゃんの願いが成就した今、どんな顔してるかな?ふと様子を伺うと…

号泣!笑

かつてはよく喧嘩をしていた(多分今もたまにしてる)2人がチームメイトになっている。これには私以上に、表彰コメントを読み上げている営業チームのマネージャー・大地さんが感慨深そうにしていました。

 

Vous etes de retour, Yu-san

想いをカタチに会の2日前、サメを愛しサメとしてのアーティスト活動が評価されパリに渡り、人間としてはインビジョンでデザイナーを務めるゆうさんが帰国。2年ぶりに中目黒へ凱旋したゆうさんを、リアルなサメのイラストと「bienvenue dans l’ocean du bureau(オフィスという海へようこそ)」という無理矢理な垂れ幕でお出迎え。料理係の大地さんも毎度お馴染みの炊き出し鍋をお休みし、フレンチデビュー。中盤、突如スピーカーから”オー・シャンゼリゼ”。流れ出し、いつものガヤガヤしたオフィスから一変したchicな雰囲気が漂う中で始まったのは、ゆうさんからの”Petit cadeau”(ちょっとしたお土産)をかけたスペシャルコンテンツ「1年10ヶ月のパリ紀行」クイズ大会。こういうメンバー個々のらしさにスポット当てた企画、ならではだな〜。

いつの間にか話題がパリでもサメでもなくなっていることにすら気づかないみんなを置いてけぼりに、誰も知らない知識を出題するゆうさん。ちなみにパリでも大きなサメヒレの模型を持ち歩き、警察官に職質(?)されたそうです。「ゆうちゃんがこの中で一番ハート強いんだろうなあ…」誠吾さんがぼやいたのを聞き逃しませんでした。

 

ちなみに上記クイズの答えは「自分でフライ(疑似餌)を作る。釣れた後、記録や記念写真を撮影し、釣った時の気持ちを記し、代々に残していく。」だそうです。なんかロマンチック!想いをカタチにするのは、国を超えた人間の常なのかもしれませんね。

 

粋な男のおでまし

想いをカタチに会2週間前、インビジョンメンバーの間でとあるチャットのやりとりが。(石井さん、タスク完了早!)

いつもの想いをカタチに会は、スペシャルコンテンツの後にエンディングムービーが流れてお開き。しかし今回は最後におまけ、いやもはやこれがメインと言っても過言ではないコンテンツがありました。この会の1週間後の2/15は、我らが代表取締役・誠吾さんのお誕生日。みんながオフラインで集まるこのタイミングで日頃の感謝を込めてお祝いしようとサプライズを企てました。

 

プレゼントの内容はこの3つ↓

①本人から聞き出したキャンプアイロンストーブ

 ※ご家族にも「買わないでください」と依頼

②ラベル文字を「粋」にカスタムした、生まれた日の新聞つき赤ワイン

 ※誠吾さんは赤ワインが好き

③誠吾さんの「粋なところ」を集めた、社員・パートナーさんからのメッセージ動画 

 

会のテーマにも沿ったプレゼントの準備は万端。しかし!毎回想いをカタチに会の最高責任者は誠吾さん。当日の資料や動画を隅々までチェックする誠吾さんの目を掻い潜り、全ての用意をやり遂げた広報リーダーのマコちゃんから最終アナウンスが届いたのは、よりによって遅くまで帰らない誠吾さんの帰宅を見届けた23時13分。

当日のフローまで抜かりなく計画・共有してくれた甲斐あり、無事サプライズは大成功!

「めっちゃ嬉しい!」少年のような素直な感想と、5秒間のお辞儀をいただきました。こんなに喜んでる誠吾さん、初めて見たかも。「絶対に喜んでほしい。」そんな本気の想いって、徹底的な事前準備に宿るものなのだと学びました。

 

社内イベントこそ、徹底することに勝あり

想いをカタチに会が終わり、あ〜今回もいい時間だった!とほっこりする私にマコちゃん(写真左から3番目)は言います。

「5年間運営メンバーやってても、未だに緊張するんよね」

確かに、私たちは組織づくりに関わる会社として、自ら経験したトライアンドエラーを世の企業にお裾分けしていく必要がある。だからこそ社内イベントが集大成であるべきで、準備には対社外イベント並の緊張感も伴うんです。とはいえ、対外的な業務の中で社内メンバーのイベント参加優先度はどうすれば上がるのか?一人ひとりがもっとテーマと向き合うにはどうすればいいのか?このイベントを通して見つかる課題もあり、アップデートはつづく…

何にせよ、社会に貢献し利益を作っていくビジネスの中でも、自分の利益や合理性にかかわらず、目の前の相手が喜んだり楽しんだりすることを想像して、自分も楽しみながら準備を惜しまずカタチにする大人ってやっぱりかっこいい!結局そうやって作り手の本気が乗ったものが、その人、そのチーム、その企業ならではの「価値」となり人の心を動かす…。お客様にも自社にも、本気で向き合うとこういう瞬間があるから、シゴトって面白い!

今後とも、そんな粋なシゴトに徹するインビジョンに乞うご期待…と言わず、一緒にやってくれる方、お待ちしてます!

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