求人原稿、やっちゃってた。

2025/3/26
2025/3/26

求人原稿

粋ないいチームをつくりたい皆さま・コラムを読んでくれている求職者の皆さまこんにちは。
戦略人事・広報チームの坂牧です。

「採用基準を見直したい。まこちゃんの恋人選びにも使えるよ。」ということで、先日誠吾さんに借りた本「人を選ぶ技術」をカフェで読んでいたのですが、隣の席のカップルが彼氏の浮気で別れ話をしていました。表紙のサブコピーが「誰を選ぶかですべてが決まる」だったので、これは言い得て妙だなぁと本の表紙が見えるように気持ち傾けてみましたが、気づいてもらえなかったです。自分に活かせという教訓ですね。

さて、早いものでもう年度末。インビジョン17期ももう終わります。
最後の追い込み・来期の仕込みで年度末のバタつきは毎年恒例。「徹底することに勝あり。ただし、粋にね」という来期のテーマに向かって私がいる人事チーム(通称火起屋)も、絶賛向き合ってる最中です。

そんな中、私の中でひとつ大きな、いや大きすぎる問題がありました。

 

採用が、営業の採用が全くうまくいかない

うまくいかない

採用目標は4月入社のセールスあと1名。
期間はもう1ヶ月を切るというのに、良い求職者と出会えそうな気配もない。

数年前までは、インビジョンの採用は結構うまくいっていた。wantedlyの企業ランキングは常に一桁、ある年は4500人の方々から応募していただくという、まだ数十人の企業にしては有難すぎるモテ状態。選考には悩んでも、応募が来ないと悩んだ記憶はあまりなかった。今回2年ぶりに採用を再開し、「きっと今回も大丈夫だろう」とタカを括っていたのが大間違い。久しぶりの採用活動はボロボロだった。

コロナ後で求人市場が変わったんだ、媒体のパワーが落ちたんじゃないか?あの時は幻だったのか?などと、やや他責にしながら定例で改善を回すものの糠に釘。

このままじゃやばい、やばすぎる。
と焦った私は、誠吾さんにペネ(1on1)でSOSを出し、「俺、見とくよ。」と出している求人を隅々までチェックしてもらえることになったのです。

 

やべぇ〜、ありのままって言っておきながら、ウチが薄味じゃん

悩む

 

──週明け、誠吾さんとのMTG。

「ありのままって言っておきながら、ウチの求人めちゃくちゃ薄味じゃない?」
ドカンと大砲が打たれ(私にしか聞こえてない)、心臓に衝撃波が走った。

やばい、市場とか媒体のせいにしてたけど、めっちゃ自分のせいだった。
行きつけの喫茶店で求人を見ながら寂しい気持ちになったという誠吾さんの話を聞き、尚更心がギュッとなった。

求人市場のせいでも、媒体のせいでもなく(多少はあるかもしれないが)、普通に求人原稿に対する自分の魂込め不足だったわけだ。

これまでナチュラルなありのままを出すのが大事だと言ってきたくせに、いつの間にやら求人広告といえばこうだ、みたいなセオリーに迎合し、気づけば量産型の薄味求人になってしまっていたという大失態。まさに、心情はアイキャッチ画像さながらである。

 

7年前、インビジョンと出会った頃に思いを馳せた。

インビジョンの好きなところ

 

思い返せば7年前、私がまだ大学生だった頃。
当時世界一周のバックパッカーをしていた私は、サンフランシスコである女性の方と出会った。その方とのご縁で私はインビジョンを知り、インビジョンで働くこととなったのだ。

当時、リクナビでエントリーしたはいいもののインビジョンの選考はもう応募締め切りが過ぎていて、ダメもとで会社に電話した。
その電話に出てくれたのは、後の私の上司になる、ちなさん。
「嬉しい!!大丈夫だよ!福岡なんだね、東京には来る予定ある?」と太陽みたいな対応で、しかも九州に住んでいた私を気にかけてくれたことを覚えている。

フランクな顔文字付きのメール、採用ページに載っていた動画では、誠吾さんが「こんな感じでいいかな?」とメンバーの方をチラチラ見ながら恥ずかしそうに話していたし、会社説明会の司会を任されていた当時新卒の先輩は、しどろもどろに顔を真っ赤にしながらやり切っていた。

私はこの圧倒的なありのまま感、ナチュラル感、でも人のつながりを大事にしててチームで本気で志に向かってる、そんなインビジョンが大好きで、絶対ここで働きたいと思ったのだ。

そんな私の大好きなインビジョンを、私が消してしまっていた。
一番お世話になり、一番一緒に仕事をしてきた上司のちなさんは産休中。
そんな中、目の前の業務に忙殺され、
なんとか進めねばと採用をいつの間にか”業務”と捉え、
気づけば量産型の薄味求人を生み出してしまっていた。
そんな自分が恥ずかしく、育ててくれた誠吾さんやちなさんに強烈に申し訳なくなった。

 

人は出会うべき時に出会うべくして出会う

人は出会うべき時に出会うべくして出会う

 

「人は出会うべき時に出会うべくして出会う」。
3年前に実施した放課後起業クラブの受講生が言っていた言葉で、今も私の心のメモに刻まれている。

もしかすると、この世は膨大な縁のつながりで成り立っているのかもしれないと、最近ふと考える。

偶然なんてことは1ミリも存在せず、
出来事は起こるべくして起き、人は出会うべくして出会う。
失敗したらから学びがあって、こうして原点を思い出す。

私が失敗したからこそ、
今度は本当に合う人との出会いが待っているかもしれない。
そんな未来に少しの期待と過去を含めた感謝を寄せつつ、ここらで筆を置いてみる。

今期の採用コンセプトは「やってみよう。」
人生を躍動させるすべての起点は、行動からはじまる。

 

***

 

人間の内からフツフツとマグマのように湧き出る「やってみたい」。ピュアで、誠実、素直な感情。そんな時、外野から心配の声が聞こえてくる。でも、まわりの目よりも、自分がどうしたいかが大切で。人生を躍動させるすべての起点は、行動からはじまる。私たちも、失敗したり、賞賛されたりしながら中目黒で18年目。これからも、「やってみたい」の火種を、炎に変えていける強固なチームを作っていきます。

来たれ、コミット系サバイバー!

 

採用情報はこちらから!→インビジョン求人情報

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