17期2Q想いをカタチに会〜目的と目標の違い〜

2024/12/26
2024/12/26

目的と目標の違いって皆さんわかりますか?

すっかり年末を迎えようとしている皆様、こんにちは。インビジョンの出汁屋(一般企業でいう広報)のKemiでございます。

年末になると、「来年はこんなことに挑戦しよう」「こういう自分になっていたいな」など目標立てたり、年初に立てた目標を達成しているかどうか振り返ったりすることが多いのではないでしょうか。

かく言う、私も年初には、「年初の体重からマイナス3kgをキープ」という目標という掲げており、達成率80%という感じで年末を迎えています。

さて、今何気なく「目標」という言葉を使ってみましたが、皆さんは「目的」と「目標」の違いを説明できるでしょうか?

今回の想いをカタチに会のテーマは「目的と目標」ということで開催されました。

ぜひ、このコラムで「目的」と「目標」の違いを理解し、年初にやりがちな「今年はあれを頑張ろう」「こういうことを頑張るぞ」という恒例行事にも役立てていただければと思います。

「想いをカタチに会」とは?

それではまず、初めて「想いをカタチに会」を知る方もいらっしゃると思うので、その説明から。

「想いをカタチに会」とは簡単に言うと、「3ヶ月ごとに行われる会社の経営計画の共有会」ということになります。

毎年期初に今期の方針が共有される。ただ、3ヶ月も経過すると社内外の状況も変化し、それに伴い計画も修正が必要になってくる。

そのため、「想いをカタチに会」という行事を通して、経営計画の進捗や変更点が共有されるというわけだ。

「想いをカタチに会」をもっと知りたいという方は、こちらの記事などを読むことをオススメしたいです。

経営計画を”想い”とともに共有してカタチにする

今回の一日の流れ

想いをカタチに会は基本的に以下の流れで進んでいきます。

全社的な方針の共有

チームごとの共有

休憩・乾杯・歓談

表彰

エンタメコンテンツ

エンディングムービー

締め・解散

前半に全社的な共有とチームの共有があり、休憩を挟みつつ、表彰やエンタメコンテンツが用意されています。

最後はメンバーが撮影した写真や動画などを編集し、3ヶ月をエンディングムービーとして振り返るのが恒例となっており、

出社可能な人は出社し、出社が難しい人はMEETを繋いでオンラインで参加できる形になっています。

今回のテーマ:目的と目標

さて、メインテーマの「目的」と「目標」の違いを上の図に示してみました。

「目的」とは「目指すもの」で、抽象的かつ長期的、「目標」とは「目的を達成するための指標」で、具体的かつ短期的という風に説明ができます。

目的なき目標・目標なき目的のどちらもあってはなりません。目的があってこその目標なのだと思います。しかし、現実世界では目的なき目標を追い続けてしまうこともしばしばあります。

今回はその一例として、私の愛するサッカー界で起きたことを一例に挙げてみたいと思います。

2010年南アフリカW杯後のサッカー界に起きたこと

今から14年前の2010年、南アフリカW杯が開催されました。私たちの日本代表はベスト16という悔しい結果に終わりました。その大会で優勝したのは無敵艦隊と言われるスペイン代表でした。

長短織り交ぜたパスを繋ぎ続け、ボールの保持率を高めて、相手に攻撃をさせないという、いわゆる「ポゼッション型」のスタイル、攻撃は最大の防御という当時では画期的な戦略・戦術を用いて優勝しました。

そして、W杯直後、世界中でこの「ポゼッション」が流行します。当時中学生だった自分のチームでも、対戦する相手チームもこのスタイルだったりと各地でポゼッション型が取り入れられました。

しかし、上手くボールを回せずかえってボールを奪われてしまい、上手くいかないチームが続出しました。(御多分に洩れず、私たちもその一つでした)

原因は、目的より目標が先行してしまい、目的を蔑ろにしてしまったということです。

スペイン代表のポゼッションは、勝利又はゴールを奪うという明確な目的のための目標だったのに対して、他の大勢はボールを保持すること・パスを繋ぐこと自体が目的になってしまい、結局ボールを回してるだけのチームになってしまっていたのです。

サッカーは相手より点を多く取った方が勝つスポーツなので、パスを何万本繋いでも、点が取れないと勝てません。

目的を見失うと、意味のない目標を永遠に追い続けることになるので、いかに目的と目標の両軸が大事かの一例として挙げさせていただきました。

読んでくださってる皆様の身近な例と照らし合わせてみて、何か腑に落ちてもらえますと嬉しい限りです。

目的に立ち戻り、コンテンツは「原点回帰」

エンタメコンテンツのテーマは「原点回帰」。個人の観点で会社での原点回帰といえば、そう「入社理由」になると思います。

なぜ、自分がインビジョンに入社したかはまさに原点回帰と言えると思います。

コンテンツの内容は、「どういうきっかけで入社したのか」をルーレットで選ばれた人同士で発表し合うプレゼンを実施しました。

3組6名で演説し、勝者には、商品も出ました!どのメンバーも少し照れながらも堂々と発表してる姿が非常に印象深かったです。

エンタメコンテンツのテーマが「原点回帰」ということで、食事のテーマも「原点回帰」  

ということで、いつもの消防うどんではなく、インビジョンメンバーの行きつけであった「サテンドール」の メニューを再現してみました。

インビジョンが飲み会の二次会に必ず訪れていたサテンドール。そこで飲みながら語り合うのがいつものこと。

いつもと違う料理だったのか、みんなの食いつきも食べっぷりもいつも以上に良かったと思います。

エンディング動画では直近3ヶ月の思い出を写真や動画で振り返りながら、エンタメコンテンツで集めた「入社のきっかけ」を全員分盛り込みました。

全員分集めたら、全員分漏れなく出すのがインビジョン。どれも良いコンテンツなので、出し惜しみはしません!

インビジョンの目的は、働く幸せを感じるかっこいい大人を増やすこと

さて、最後になるので、もう一度目的と目標について振り返りたいと思います。

目的は「目指すもの」で、抽象的かつ長期的、「目標」とは「目的を達成するための指標」で、具体的かつ短期的。目的なき目標・目標なき目的のどちらもあってはならない。目的があってこその目標なのだと思います。

ここまで、想いをカタチに会〜目的と目標〜について話してきましたが、インビジョンの目的は「働く幸せを感じるかっこいい大人を増やすこと」であり、これが何があってもぶれません。

目指す売上や粗利はあくまで手段であり、目標です。重要なのは、私たちが働く幸せを感じるかっこいい大人を増やせているか、関わるお客さんに対して、想いを感染させられているかだと思っています。

もうすぐ、2024年を終え、2025年を迎えようとしています。2025年に皆さんも目標を立てると思いますが、目的なき目標を立ててしまうと、途中で挫けてしまいがちです。

まずはブレない目的をがっつり設定した上で、その目的を達成するための目標を立てることで、人生を前進させることができるのだと思います。

良い感じに締まったところで今回の執筆を終えたいと思います。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。皆様、良いお年をお迎えください。

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