本題に入る前にまずはスピリットとはなんぞやというところから説明させてください。
スピリットとは、志を達成するために、個人として日々大切にすべき精神のこと。一般的に言われる行動指針のことですね。
「働くかっこいい大人」の認識をすり合わせ、志を実現する一枚岩のチームにするために設定したのがこのスピリットです。 インビジョンの志は「働く幸せを感じるかっこいい大人を増やす」
では、何をもって働くかっこいい大人なのか。ズバリ、その答えがおダシ十ヶ条にあるわけです。 では、一つずつ見ていきましょう。
「ミッションに沸騰せよ」とは、その名の通り、目の前の物事・自分のやるべきことに沸騰するくらい本気でコミットするということです。
目標を達成するのは当たり前であり、全社的な視座を持ち、チームのミッションを達成させるということでもあります。
自分の志に沸騰すれば、否が応でも頭はフル回転。
目の前の物事にコミットし続けた経験が、その人の「らしさ」になるはず。
私たちは、個々の業務の目標の達成を通して、インビジョンの志である「働く幸せを感じるかっこいい大人を増やす」の達成を目指しています。
「他責というアクを取れ」とは、他責ではなく自責のスタンスが大事だということです。
環境や状況のせいにするのは簡単ですが、それでは何も変わりません。
自責になりすぎてもバランスを崩してしまいますが、自分で打開し、変化していこうとするそのスタンスがかっこいい大人の姿だと思います。
人生、自分次第ですね。
「失敗は成功の合わせダシ」とは、恐れずどんどん失敗しよう、ということです。
失敗したとしても、内省し、改善して、自己の成長に繋げられれば、結果的にその失敗は成功に転換出来ると思います。
失敗を恐れて、挑戦することをやめてしまったら、企業や個人の成長は止まってしまいます。
失敗から学び、その失敗を楽しむくらいの楽観性を他者に感染させるくらいのレベルに到達出来たら、なお良し。
「失敗をしないことが最大の失敗」という言葉もあるくらいですから、失敗して、成長して、成功に繋げていきたい限りです。
「当たり前にレベルを上げよ」とは、現状に満足せず、他にできることはないかと挑戦し、自己成長していこう、ということです。
能動的に学び、自分のコンフォートゾーンを出ることが習慣化し、結果を出し続ける姿がナチュラルに他者に影響を及ぼしている。
そんな人が組織に溢れていたら、個人も組織も当然のように、レベルが上がっていくはずです。
チャレンジしていくことが当然、レベルアップするのは当たり前という文化や空気感を醸成していきたいと思っています。
「心の宿ったおまけをつけろ」とは、人と接するあらゆる場面で、相手をほっこりさせるようなおまけをつけるということです。
例えば、来社するお客さんや学生さんのためにウェルカムボードという黒板にイラストや文章を書いてお出迎えしたり。飲み会があるなら栄養ドリンクを持って行ったり。お客さんに感謝を伝える動画をつくって送ったり。
本質的な人との繋がりを形成したいからこそ、温度の感じるホスピタリティは忘れてはいけないと思っています。
「大事なことは直火で話せ」とは、建設的な本音で相手と話そう、ということです。
直火には、相手と直接対面で話すという意味も込められています。オンラインミーティングも当たり前になってきた今ですが、やはり大事なことは直接会って話すほうが伝わりますよね。
人間対人間の濃いつながりを大切にして、ピンチの時に助け合えるような本質的な人の繋がりを増やしたい。
アナログも人間臭くて良いものです。
「旨いおダシは当然分け合え」とは、もらった喜びはみんなで分け合い、手柄は独り占めせず、皆で賞賛しよう、ということです。
例えばインビジョンには”徳田屋”という日常のささいな「ありがとう」や誰かへの賞賛、嬉しいニュースなどを発信するチャットがあります。
お客さんにもらった一言、誰かに喜んでもらえたこと、社内メンバーのgoodな行動や成果、社内メンバーへの感謝や誕生日のお祝いやクスッと笑えることなんかが日々共有されています。
それを見て、皆で喜びを分かち合い、共有し合っています。我が会社ながらに良い文化だと思っています。
「言霊原理構造学」とは、人間の原理を考え抜き、言霊と構造に宿す力のこと。
表面的なテクニックや方法論が流通している世の中ですが、それではうまくいきません。
採用や組織、ブランディングなど、HRに関わるプロとして、 人間ってやつを考え抜き、コンテンツや日常に活かす力を身につけていこうということです。
これがインビジョンのコアコンピタンス(核となる強み)ともいえるのではと思います。
「たまには火を止めてみる」とは、自己理解、即ち、メタ認知のことを指しています。
日々の生活で、目の前のことに翻弄されすぎていては、自分を見つめ直すことは難しいはず。だからこそ、時には立ち止まって(=火を止めて)
自分自身をコントロールし、メタ認知を習慣化することがとても重要だと考えています。
「己の芸を探究せよ」とは、自分のらしさを表現することを指しています。
自分の得意分野を見つけるだけでなく、その得意分野を探求し、周りに何かしらの形で力になれたら、素晴らしいですよね。
自分のことを完璧に理解するのは難しいかもしれませんが、それでもやっぱり自分の得意分野は、自分が一番知っていたいものですし、その”武器”を用いて世の中に影響を与え、価値提供出来るとしたら、これ以上のことはないと思っています。
2024年に17期を迎えたインビジョンで、スタッフ価値観体現度というものを計測しました。
濃いめの価値観体現者比率は27%という結果でした。まだまだ、伸び代ありの結果です。
インビジョン全社としては、20期までに、価値観体現社比率51%以上を目指しています。
そのためには、一人一人が熱を注ぎ続けることが重要。熱量が下がってしまうと自然に戻ることはありえないのです。熱力学第二法則ですね。
さて、インビジョンのカルチャーって、一体どんなものなのでしょうか。
カルチャーとは、複合的なものだと思うので、箇条書き、ハッシュタグをを使って紹介させていただきます。
#インビジョンの営業は法被で商談。これがおダシ屋の正装です
#チャットではおダシを感じたエピソードが共有されます
#仲良くなるならオンラインより、やっぱり直火
#お客さんとの本質的なつながりを感じるほっこりエピソードが共有されます
#ダサいとこも含めて、人間臭さ。それが良いよねって思っています
#大事なお客さんだからこそ、それじゃダメなんです!って本気でぶつかることもあります
#大事な繋がりだからこそ、サプライズ動画なんかを作って気持ちを伝えたりもします
#会社に誰かが来てくれる時には、ウェルカムボードを作ってオンリーワンのお出迎えをします
#内定書や表彰状に定型文は存在しません。一人一人に唯一無二のメッセージを伝えます
#性格タイプは360°様々なタイプの人が存在してます
#日本酒に例えると“一生青春”て感じです
#時々ぐちゃぐちゃに酔っ払ってすみません
#今日も忠恕濃いめでよろしくお願いします
インビジョンのスピリットやカルチャー、少しでも伝わったでしょうか。
他にも社員一人一人の詳細まで載った自己紹介や数々のコラム、Instagramなど様々なコンテンツがあるので、ぜひ寄り道していってもらえると、嬉しい限りです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。