吉田誠吾。インビジョン株式会社代表取締役。インビジョンの創業者である。
小学生の頃から、経営者である父から幾度と浴びせられた言葉、「誠吾、仕事って面白いぞ」。
だから、微塵も疑うことなく、「働く」ということに対しては、良いイメージしかなかった。
だが、広告代理店に入社し、父の言葉とのギャップを痛感。
ほっこりするチームには恵まれたし、飲み会は楽しかったけれども、何かが足らなかったのも事実。
自分の中の糸が切れそうになっても、繋ぎ止めていたのは、「30歳で起業」という目標であった。
「30歳で起業」という目標から一年遅れて、中目黒の1DKのマンションを借りて、インビジョンを設立。
社名には「未来を見通して人の心を動かす」という意味を込めた。
皆さんは、日本の現状をどのくらい知っていますか。
少子高齢化や環境問題、子供の貧困化など様々あるが、ここでは幸福度について取り上げてみたいと思います。
単刀直入にいうと、日本の幸福度はめちゃめちゃ低いです。G7で最下位の56位。
続いて、働く幸せを実感している人の割合を見てみましょう。
悲しいかな、日本は見ての通り最下位。。。。
こちらは、自尊心に関する調査の結果。「私は価値のある人間だと思う」と回答した高校生は44.9%
他国と比較してみると、圧倒的に低い結果。。。
なんだかネガティブな雰囲気が蔓延してる気がする日本ですが、実際の数字で見てみると、残酷にもネガティブにならざるを得ない結果となってしまっています。
このままネガティブ、不機嫌な日本のままでいいのでしょうか。いや、そうではないはず。日本人である以上、日本をご機嫌な国、明るい未来にしていきたい。
これらの現状を踏まえた上で、私たちインビジョンの志、義憤、信念を次の章で見ていきましょう。
インビジョンの志は、「働く幸せを感じるかっこいい大人を増やす」
インビジョンメンバーの一人ひとりが、「働く幸せを感じるかっこいい大人」として、関わっていく組織や人間に
「仕事って面白いぞ」を感染させていき、日本全体にご機嫌なコミュニティを増やしていくことが使命だと考えています。
人生の大半を社会人として、働きながら過ごしていく私たち。その大半の時間がつまらなく、幸せを感じられなかったらもったいないです。
逆に、その時間で意義を感じられたり、幸福感を実感できれば、間違いなくご機嫌な人生になるはず。
私たちインビジョンはそんな人間を一人でも多く増やしていくため、日夜、奮闘しています。
インビジョンの義憤は、先ほど取り上げた「狂育連鎖」
本質を見失い、意味も考えずとりあえず“ちゃんとしなさい”と言う、代々受け継がれてきた狂った教育を今、断ち切らなければなりません。
生きた道徳観、倫理観を踏襲した教育、本来の教育を子供たちに浸透させていくことがインビジョンの役目であり、次世代に遺していけるものだと強く感じています。
未来に残していきたいのは、ダサい文化やダサい人間ではなく、かっこいい文化やかっこいい人間。かっこいい人間はビジネスと道徳のバランスがとれたど真ん中を走る人間のはず。インビジョンはそんな働くかっこいい人を増やしていきたいと考えています。
インビジョンの信念は、「“アク”をとれば、誰だっておダシ出る。それが人間」
「おダシ」とは、企業や地域が持つ自然体のらしさのこと。「アク」とは、足を引っ張るダサい固定観念のこと。
どんな企業や地域も、自然体のらしさ、つまり、おダシを持っているはず。
ダサい固定観念をアップデートし、らしさ溢れる組織、チーム、個人が増えていけば、間違いなく日本全体にご機嫌にコミュニティは増えていくはずです。
インビジョンやインビジョンに関わる人たちが起点となって、日本にご機嫌な人間、組織、コミュニティを増やしていきます。
ハーバード大学の調査で、「幸せな人」の友人は平均15%幸福度が高まり、「幸せな人」の友人の友人は平均6%幸福度が高まるとの結果が出ています。
自分のご機嫌の良さは、家族や・友人・仲間、ひいては日本社会全体にも波及していきます。
日本に蔓延する狂育連鎖と向き合い、ビジネスと道徳の両軸がバランスよく詰まった志を伝播し、本質的な人のつながり=コミュニティを作っていく。
これがインビジョンの使命です。
その想いを凝縮したのが、インビジョンの志「働く幸せを感じるかっこいい大人を増やす」
その志を成し遂げていくために、個人の幸せから地球の幸せ、働くことの幸せの本質を探究していきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。