こんにちは。インビジョンで働くママ、根岸です。
先日、こんなことがありました。
普段はうるさいくらい元気な4歳の娘は、叱られると一変、無口な少女化します(笑)何か言いたそうで言わない、いや、言えないようです。先日もパパに叱られて、だんまり。私たちが話しかけても返答がありません。
そこで娘がとった行動は、言いたいことを紙に書くこと。隠れて何かしてるな~と思ったら、パパに手紙を渡してきました。「どうしておこってるの?わかんないからおしえて」と書かれてありました。話すのが難しいなら「文字で伝える」という、娘の行動に驚かされると同時に、”自分ができる方法で気持ちを伝えられる”という娘の魅力に気付かされた最近のエピソードでした。
4歳の娘にも彼女自身の魅力があるように、ひとり一人、唯一無二の魅力(おダシ)があるように、国内に400万社の企業があるとすれば、400万社それぞれの魅力(おダシ)が必ずあります。その魅力を求職者に伝え、『自社のファンを増やしていく』ことが、採用活動において重要なことです。
*人間ひとり一人が持っている魅力をインビジョンでは『おダシ』と呼んでいます。
魅力の発信手段はさまざまありますが、その中のひとつである「採用ブログ」について、今回のコラムで詳しく説明させていただきます。
採用ブログは、人事ブログとも呼ばれ、求人原稿や採用サイトでは伝えきれない情報を自由に発信できるコンテンツです。
社内イベントの報告や社員インタビュー、お客様の声などさまざまな情報を発信することで、求職者に自社の魅力をより深く知ってもらうためのコンテンツとして役立ちます。
IT化がものすごいスピードで進む世の中。採用手法も時代の流れと共に変化してきています。これからは掛け捨て型のハローワークや求人広告媒体だけに頼らない、”資産”となる「自社採用コンテンツ」の強化が必須となってきています。”デジタル”と”資産型”を掛け合わせたコンテンツの1つが採用ブログです。
ちなみに、インビジョンで発信しているコンテンツは”コラム”であり”ブログ”ではありません。念のためここで、”コラム”と”ブログ”の違いも簡単に説明させていただきますね。
コラム=データをもとに客観的に書かれている記事
ブログ=個人の感想を主観的に書いている記事
上記をふまえるとブログは、明確な根拠を必要としないため、より自由に発信できるコンテンツとして始めやすいとも言えます。
ただ、忘れてはいけないのは個人ブログではなく、求職者に自社の情報や魅力を届け、自社のファンを増やすための「採用ブログ」だということ。その目的を見失ってしまうと、せっかくのブログ発信も効果がでませんのでご注意を!
とか分かったように言いいましたが、インビジョンのコラム初執筆で、私自身がやらかしてるんです。ターゲットもコンセプトも明確になっていないまま、執筆を進めたことで、誰に何を伝えたいのか全く分からない文章となり、結果書き直し…。
その後、先輩の助言を受けて、コンセプト(どんな人に向けて、何を伝えたくて、読んだ後にどんな行動をとって欲しいのか)を明確にしてから書き直したことで、自分の中で書くべきことが鮮明になり、なんとか軌道修正することができました。
①まずは、どのメディアで採用ブログを発信するかを決定しましょう。
『自社サイト内(オウンドメディア)に専用ページをつくる』もしくは『外部ツールを使う』のどちらかです。
②発信手段が決まったら、事前準備と具体的に書く内容について考えましょう。
募集をしている職種や会社の価値観に合う人物像を深堀りする
「どんな人に向けて」「何を伝えたいか」「読んだ後にどうなってほしいのか」
「どんな情報を知りたいか」「どんな情報なら応募したいと思うか」を意識
◇職場の雰囲気や業務内容
◇社員インタビュー
◇採用関連イベント
~インビジョンの場合~
◇経営ブランディングコラム
◇赤裸々人事コラム
◇内定者・インターンコラム
◇おダシエピソード
◇インビジョンニュース
☑定期的に頻度を決めて更新すること(最低月に4回、ベストは週に2〜3回)
☑ビジネスと道徳のバランスに注意(ビジネス的な視座が高い×思想が合う人に訴求できる)
☑社内の「顔が見えるかどうか」(社内の出来事やメンバーの人となり、カルチャーがリアルに伝わるかどうか)
☑文章に何かしらの意思を感じるか。
☑写真や動画の活用することで読みやすく、親近感を覚える
☑求職者目線で情報を発信する
☑自然に「応募しよう」と思える内容を意識する
☑タイトルや見出し、本文の流れにも工夫する
☑求職者が読みやすい構成を考える
インビジョンは企業・地域のおダシ屋です。お味噌汁や煮物に使う”おダシ”の会社ではなく、「採用・組織開発」の会社なんです。
人間一人ひとり、企業一社一社が本来持っている唯一無二の魅力がある。内側から滲み出てくる人間味を”おダシ”と呼んでいます。そして、その魅力を阻害するモノ(固定概念)を”アク”と呼び、『アク取り』をすることで魅力的な”おダシ”を出せることを信じています。
私たちの提供価値は、HRテクノロジーでアク取りして、チーム・組織のど真ん中(おダシ)を育て、届ける採用・組織開発を支援すること。志は幸福度の高い企業・地域・働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やすことです。
冒頭で書いた娘エピソードで気付いた、彼女の魅力(おダシ)も大切にしながら、育てていけたらいいなと思う今日この頃です。
採用広報において迷走中の人事のみなさん、会社のど真ん中をどれくらい明確にできていますか?採用ブログを執筆する前に、まずは「おダシ診断」を使って、現状を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
インビジョンは、チーム・組織のど真ん中の浸透度などを数値化できるおダシ診断を無料で提供させていただいております。20分ほどで回答できる内容なので、心の穏やかな隙間時間で、ぜひトライしてみてください。
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