新型コロナウイルスの流行により、リモート会議が私たちのビジネス文化に一変をもたらしました。以前は珍しいものであったリモート会議が、今や当たり前の存在となり、ビジネスの新たなノーマルとして受け入れられています。調べによるとコロナ後でもリモート会議の導入は5割近い企業が行っており、アフターコロナの今でも定着しているツールと認識しています。
オフィスでの会議が当たり前だった私たちにとって、リモート会議は遠方のお客さんとのコミュニケーション手段という認識でしたが、その利点は徐々に明らかになり、多くの企業が社内外や距離に関係なく使用しています。
そのメリットの中には、時間と場所への制約がないこと、移動時間の削減、柔軟なスケジュール調整、環境への負荷軽減などがあります。
例えば対面での打ち合わせとなると移動時間に1時間くらい要しますが、リモート打ち合わせの場合、オフィスでサクッと行うことが出来、時間・コスト面でも非常に効率的です。
しかしながら、リモート会議にはデメリットもあります。物理的な距離があるため、コミュニケーションの障壁が生じることが多々あります。
打ち合わせ中相手の感情を察知することはやはり対面には劣りますし、対面だったらウケるアイスブレイクもリモート会議だとなんとなく滑ったりしませんか?笑
そうなってくるとやはり対面よりコミュニケーションが少し寂しくなってしまいます。
また会議の雰囲気として和やかなのか、シリアスなのか。この辺も伝わり辛いところでもあり、初対面の打ち合わせだと会社のスタイルや人となりなんかもカメラ越しだとなかなか理解して貰えないことが多いです。
そんなデメリットを少しでも解消するのが「バーチャル背景」だと思っています。
本質的には会議自体が円滑に進むことや、その会議自体がゴールまで行けたか。って部分が大事だとは思いますがプラスオンで会社のブランディングを考えるとやはりリモート会議でも「こんな会社ですよ〜!」とアピールしたいところ。
上に述べたようにオフィスにも来たことがない、対面であったことがない。と、なるとカメラ越しのファーストインプレッションとなります。
これが例えばZOOMのデフォルトの背景だったり、フリー素材によって作られたバーチャル背景となると相手に与える印象は少しつまらないものになってしまうかもしれません。
バーチャル背景は、リモート会議プラットフォームにおいて自分の背後に表示される仮想的な背景画像。言わばバーチャルオフィスとも呼べるような気がします。
対面で打ち合わせする際にも、オフィスを片付けたり、飲み物を用意したり、はたまた普段は私服だけどピシッっとスーツを着たりもしますよね。
バーチャル背景も同じで相手に自社のことをどう思って欲しいか、どうやって自社らしさを伝えるかが重要になってきます。
企業のロゴやブランドカラーを含むバーチャル背景を使用することで、リモート会議の参加者に自社のアイデンティティや文化を示すことができます。これは、企業の印象を深化させ、ブランド認知度を高めるのに役立ちます。
またバーチャル背景はコミュニケーションを円滑にする役目があります。例えば、特別なイベントや季節に合わせた素材を使用することで、会話を活気づけ、参加者の興味を引くことができます。自分のあだ名やプロフィールなんかをバーチャル背景に入れてる方なんかもちらほらみますよね?
個人的にはマッチングアプリのプロフィールは充実させるのに近いんじゃないかなと思っています。会ったことのない人に自分・会社のことをわかって貰うにはやはりらしさが出ていた方がいい。
デフォルトより個性的なバーチャル背景の方が”いいね!”したくなるのは当然ですよね。
ここまでバーチャル背景の重要性を話してきましたが、個人・会社のらしさが伝われば
決してそんなに頑張って作る必要はないと思っています。
過去のインビジョンのバーチャル背景はこんな感じ。
ちょっとお遊びでこんな背景を使ったりすることも。笑
①自社らしさをまとめる
②ラフを描く
③デザインしデータに落とし込む
④セッティング
⑤バーチャル背景をネタに会話する
自社らしさがわからな〜という方は下記の「おダシ診断」を使って、現状を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
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バーチャル背景導入のメリットをまとめますと2つ!
①ちょっとでもリモートMTGを華やかに
②会社の大事にしてること・らしさを伝える(伝わる)
マイクラとかフォートナイトとかゲームでもスキンを変えて自分の個性をアピールしますよね?リモート会議も同じでバーチャル背景を変えて自己アピールしていった方が自分も、受け手も楽しいのではないでしょうか?
相手のことを思ってちょっとしたクスっと要素を入れたり、会話が円滑に進むような小ネタを入れえたりとバーチャル背景は会議・打ち合わせを上手く進める便利なツール。
そこに”人間としての魅了”、”質の良い内容”が掛け算されれば最高のリモート会議の時間となるでしょう!
ちなみにインビジョンのオフィスは一部居酒屋風になっていまして、来社されるお客さんは必ずと言って良いほど「インビジョンっぽいオフィスですね〜」と喜んでくれます。(赤霧も常時用意してますので、すぐさま乾杯も可能。)
リモート上でも同じ感情を持って欲しく、居酒屋のカウンターをイメージしたバーチャル背景を作ったりしています。しかもこれにプラスして法被を着て打ち合わせするもんなので、かなり個性強めで初対面の方は結構驚かれたりします。
最後に、なりますがリモートとなると少し誇張してアピールしてちょうど良いくらいだと思います。
カップル・夫婦間、その他の人間関係も感謝の気持ちは大袈裟なくらいな方が喜ばれますもんね。(あんまり関係ないかな?笑)