「俺はこの新日本プロレスのど真ん中に立っているんだぞいま!」
数あるプロレス名言の中で、一番好きな言葉が革命戦士、長州力の名言。
だから「ど真ん中」という言葉が好きです。
ここ一、二年のインビジョンの中でも「ど真ん中」のキーワードが頻繁に飛び交っています。
社員が長州フリークというわけではなく、うわべではなく、物事の本質はど真ん中にあるという意味から社内に浸透しているからです。
今回は自己紹介のキャッチコピーが「主成分は酒、プロレス、音楽。「日出ずる国」代表熱狂系放蕩者。」の割には「プロレス」ネタがないと指摘されたので、少しだけプロレスに関する技を放り込みますので最後までギブアップしないで読んでください。
インビジョンは2023年1月にHRハッカープラスという
ドラッグ&ドロップ感覚で採用サイトが構築できるサービスをローンチしました。
月々の運用費が1万円で、制作代行を含んだ初期仕様が15万円で同じサービスとしては比較的安い料金設定です。
さらにエンジニアいらずのノーコードでページを作成できるため、
ドラッグ&ドロップ感覚で文字の入力や画像が挿入できます
とはいえ、【簡単・迅速・低コスト】を決め手にHRハッカープラスを導入しないでください。
重要なのは価格よりもど真ん中を表現するコンテンツなんです。
正直、ローンチ当初は「たった一万円でノーコードで採用サイトが構築できる」という謳い文句でセールスしていました。
その結果、三か月で30社以上に導入が決まりました。
当初掲げていた目標は達成しましたが、制作内容はコーポレートサイト、採用サイトの情報の移し替えが大半。
制作を進めていくうちに「これはど真ん中なのか」という想いに駆られてきました。
企業のど真ん中を採用サイトに宿しているのか。
「既存サイトのランニングコストに比べて費用が安い」
サイトの作り替えはど真ん中ではない。
この現状にかみつかないのかと長州力にげきを飛ばされてもおかしくない状態。
そんなに日々の中、「経営計画書」をもとにコンテンツを作成する依頼がありました。
50ページ近くある「経営計画書」には経営理念、基本方針、行動指針ををはじめ長期間、中期、年度の計画などが、
綿密に描かれていました。
「やっば、ど真ん中じゃん、これ。」
心をふるえるとはこのことで、こうなってほしいという願いと想いに触れました。
この想いをカタチにするのがインビジョンの仕事だ。
リングに上がる準備は整いました。
「応募理由:HPを隅まで見た。採用コンテンツがしっかりあってよかった(他社の情報も見ていて比較してた)→第一志望でエントリー→見学や面接を通してイメージ通りで入社」
ハッカープラスの導入企業から嬉しい報告が届きました。
「経営計画書」からのコンテンツ制作は正直、骨が折れそうになり、ギブアップしかけましたが、闘魂で何度でも立ち上がり、
最後は「1、2、3、ダー!」を迎えることができました。
ただし、「1、2、3、ダー!」は観客がいるからこそ、成立します。
ど真ん中が詰まった情報があったからこそ、ど真ん中の採用サイトが出来上がりました。
小山が一人では「1、2、3、ダー!」は成立しません。
正直な話、ど真ん中が見えていない状態のサイトをHRハッカープラスで作り直してもランニングコストが安くなるだけの結果しか得られません。
例えていうなら、仕事内容が1行しかない求人情報を「どうにかして応募を増やしてくれ!」と言っているようなものです。
検索キーワードを増やす、広告費を上げるetc と改善策を考えても「根っこ」の部分がない状態では、どうにもこうにもできないのです。
「この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足がみちとなり、その一足が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。」
まずは自社の採用サイトをもう一度見に行ってみてください。
会社が大事にしている根幹の部分がビジュアル化、言語化されていますか?
本当にその部分が会社の「ど真ん中」で、求職者に伝わるカタチになっていますか?
HRハッカープラスで制作した採用サイトの事例を見てください。
コチラ
手前味噌ながら弊社インビジョンの採用サイトです。
採用サイトをど真ん中にするための5つのSTEPです。
大前提としてMission・Vision・Value・Culture(MVVC)、経営企画書がある状態です。
①現状の採用サイトの課題を出す(そもそもない)
採用サイト経由で応募がない。応募はあるが採用に至らない。情報が更新されていないなど。
②採用ターゲットを決める
20代で男性 などではなく、具体的なペルソナ像など。
③サイトの方向性を決める(ブランディング)
どんなタイプのターゲット向けのサイトにするか。仕事そのものが働きがいタイプの仕事型や会社・経営者との関係が重要タイプの組織型など。
④採用目標を決める
いつまでに何人を採用するか。人員計画に基づいた採用目標。
⑤素材の有無を確認する・そろえる。
ど真ん中を伝える文字情報やビジュアルの有無。
一つでもかけていると曖昧な結果になってしまいます。
MVVCがあっても、なんか違う?サイトになってしまいます。
ど真ん中に立つにたつ採用サイトは求職者のためでもありますが、社員のためにもなります。
つまり、
①自社を理解した上で応募してくれる求職者が増えます。
②社員の自社理解がさらに深まります。
企業が自社のど真ん中や働くイメージ、ターゲットなどの情報発信することを「採用広報」と呼びます。
人を採用するにはもちろん採用広告は重要ですが、採用広報の強化も必要な時代になってきています。
「ごちゃごちゃ言わんとどれが会社で大切なのか決めたらええやん」と前田日明にな言われそうなので、まずおダシ診断のリングに立ってください。
おダシ診断とは、質問に答えるだけで、チーム・組織のど真ん中の明確さや浸透度などの現状を可視化できるリングシューズです。
試合時間は20分。無料で診断できるので、隙間時間でリングインしてみてください。
最後まで読んでくださった方、愛してまーす!
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