先日の節分のことです。
南南東を向きながら食べた恵方巻きで腹が満たされず、晩酌の肴を買いに近所のコンビニへ向かいました。目に留まったのは筒に入ったポテトチップスサワークリーム味。それを缶ビールとともに購入し、ワクワクしながら夜の宴をスタートしました。
さて、一点質問です。上記の一連を自分ごととして置き換えた時、あなたはどのように感じるか想像してみてください。
僕は「あれ?見た目ほど入ってないな、、、」と少し残念な気持ちになりました。
企業側にもいろいろあるのが前提ですが、期待値を下回った装いに少し残念な気持ちになります。値段が高くてもいいのでパンパンに入っているか、中身に見合った装いをして欲しいものです。
子どもが毎日頑張ってお手伝いをして、やっとこさ貯めたお小遣いを握りしめお菓子屋さんに向かい、ワクワクしながら開封したら、確実に「もっと入っているかと思った!」と残念そうな顔でド直球フィードバックをしてくるに違いないでしょう。
生きていると、そういった「違和感」や「イラつき」を大小問わず感じることがあると思います。このコラムは、スルーできない「イラつき」や「違和感」を抱える方向けにお届けしたいと思います。
面白いことに、この世の中は発信している内容(=外見)と実態(=中身)が伴っていないことだらけです。それが世の中です。この世の中は不完全で、曖昧で、正解がない。そんな世の中に私たちは生きており、その中で大なり小なりあるイラつき(=義憤)が、世の中を良くしていく原動力となっていきます。
素晴らしいことに日本には、そんな世の中の伸び代に向き合う「ガチ勢」が存在します。ガチ勢は下記の要素を持ち併せています。
ガチ勢は「評論家」でもなければ、伸び代だらけの現状に「不平や不満」を漏らしません。伸び代がなくなることはないし、憂いていても意味がないということを、世の中は不完全で、曖昧で、正解がないということを前提理解しています。
ガチ勢は、本当に世の中を良くしたいと思っています。ビジネスになるから、とか世の中の流れがそうだから、とかそういうのを抜きにして心で言葉を発しています。本当にイラついているのです。
ガチ勢は世の中に対してのイラつきを上手く原動力として利用しています。ビジョンや志という言葉はご存知かと思いますが、その裏側には「義憤:道理に反することへの怒り」があります。その怒りをそのまま発信するのではなく、ビジョンとしてポジティブに変換し、ごきげんでそれに向き合い、面白がりながら、世の中の伸び代と向き合っているのです。
インビジョンの日本沸騰屋は、全国の地方自治体さんと連携して地域の子供達向けに「らしさ教育」を行なっています。
このずれた教育を断ち切り、子供たちに「考えるOS」を搭載させ、ご機嫌な子供を増やしていく具体的な手段、それが「らしさ教育」です。
令和の現代を生きる私たちが1日に浴びる情報の量は
・鎌倉時代に生きていた人たちの一生分
・江戸時代に生きていた人たちの一年分
だと言われています。情報過多のこの時代に「自分らしさ」を言語化することで、情報や人生を取捨選択できるようになるということです。
いくつか取り組み事例を紹介しようと思います。
▼兵庫県豊岡市「放課後起業クラブ」
▼茨城県かすみがうら市「内省教育プロジェクト」
▼佐賀県白石町「らしさ教育」
あなたのその世の中に対する「イラつき」インビジョンと一緒にごきげんに解消していきませんか?
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