言葉:吉田誠吾(@hi-seigo)
2018年11月某日、11期目を迎えるインビジョン株式会社の会議室。通常は、誰でも参加可能なオープンなミーティングスタイルだが、この日だけは違った。厳戒態勢のサイン「蜜談」の札が、ミーティングルームに掲げられていたのだ。平穏な日常、社内に流れるBGMもこの日だけは音が消え、いつもはナチュラルに自然体のインターンや新人の表情にも緊張が走る。
11時55分、代表の吉田、経営企画の高木、戦略人事の根建が計ったように会議室に吸い込まれた。いつもであれば時間ギリギリに現れる3人が、まさかの5分前行動。12時を告げる時報とシンクロするように、会議室のドアが「バターーン」と閉まった。
オフィス全体のピリピリムードとは打って変わって、ブレスト作戦会議はいつもの優しい空気の中、はじまった。本題に突入する前、先日のindeedさんに招待していただいたイベントの話で場が和む。
すると次の瞬間、突然、代表の吉田がスクッと席を立ち、スタスタとホワイトボードの方に歩きだした。あまりに突然の行動に面食らい、戦略人事の根建の顔がこわばる。経営企画の高木はいつものようにMacに集中していたため、気付いていない。
ホワイトボードには、小学校低学年レベルの日本地図を恥ずかしげもなく書き出した。経営企画の高木は今だMacに集中していて、代表の吉田に気づいていない。
そして、九州エリアに赤ペンで丸を囲み、上の方に星を書いた。経営企画の高木はそれでもMacに集中していて、代表の吉田に気づいていない。
戦略人事の根建は「半年先の組織体制を考える」という習慣が身についている。だから、採用、育成に直結するような話題には自動センサーが働くのだ。代表の吉田の意図を瞬時に把握。頭の中で「福岡を誰に任せるか?」「拠点はどこにするのか?」etc 新卒採用、中途採用、インターン採用、育成プランとクソ立て込んでいる繁忙期に大きめボール飛んできたなぁ〜と、ばつが悪い表情を浮かべた。
ばつが悪い表情を根建が浮かべた瞬間、ようやく経営企画の高木がMacからそっと顔をあげた。2人の目線が同時に会い、さらに優しい空気が流れた。
ーーー ここで茶番おしまい。インビジョンの空気感を伝えたくて。恐縮です。 ーーー
志と人のつながりを大切にするインビジョン。「これから福岡を拠点に九州の皆さんとコミュニティを作って行きたい」そんな「想いばカタチに」のベクトルに合致しているのは、通常のオフィススペースではなく、シェアオフィスなんじゃないか。そんな想いで、以前から注目していた世界を席巻しているWeWorkさんに早速、お問い合わせ。
タイミングよくお客さん先の取材が入っていたため、福岡に早速視察に行くことに。福岡空港から中洲、天神の中心部まで電車で15分以内。このアクセスの良さに早くも感動。
WeWork福岡周辺を散策したその夜は、事前に予約しておいたインビジョンの内定者マコちゃんのバイト先でお客さんと一緒に夕飯。内定式からまだ数週間しか経っていなかったけど、なんか久しぶりの再会、みたいな感じでお互いちょっと照れる。ここでも優しい空気が流れていたかも。
マコちゃんが席に案内してくれた瞬間のことは今でも鮮明に覚えています。「おもてなし」という言葉はこのためにあるんじゃないか?というものを社会人デビュー前の内定者マコちゃんに浴びせられたんです。紙ナプキンにインビジョンの経営理念「想いをカタチに」と、メインビジュアルを印刷してくれる粋なサプライズ。私たちは、しばらく動けずスタンディングオーベーション、総立ちで拍手喝采!
マコちゃんのアルバイト先の温かい協力のもと、マコちゃんとも再会、福岡の人々の人情味に触れて大満足の出張でした。「竹丘町海晴れ」のみなさんに感謝、ありがとうございました。福岡への愛がさらにアップデートされましたー。
2018年12月にオープンしたばかり、ピカピカのコミュニティ型シェアオフィスのWeWork福岡さんと契約。WeWorkカードキーをもらって、「福岡拠点どこにするか?」というお題を解決した、戦略人事の根建は少し安堵の表情。
その勢いで「誰か福岡やりたい人いますか?」と戦略人事の根建が一か八か、もう一つのお題「福岡を誰に任せるか?」を一気に片をつける作戦に打って出たのだ。すると、一人の男が・・・・・
そう、奇跡が起きたのだ。地元福岡の荒武が、まっすぐに手をあげていた。その瞬間、福岡事業責任者荒武が誕生した瞬間である。
2019年3月以降、本格的にWeWork福岡を中心に様々な企画、セミナーを発信していきます。例えば、今東京で人気のコンテンツ「Google for jobsに対応した求人ページを30分で作る実践セミナー」とかも、福岡に持ち込んでいきますね。インビジョンのセミナーページをチェックしていただけると嬉しいです。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
↑福岡の特設サイトはこちらhttps://www.invision-fukuoka.com
また、これから一緒に福岡、九州も盛り上げたいという仲間を随時募集しております。応募はインビジョン採用ページからいただけると嬉しいです。
長くなってしまったので第一話はここでおしまい。次回「荒武(@AratakeInvision) とサシ飲み、福岡九州への想いヤケド覚悟で聞いてみた」。お楽しみに!お相手はインビジョン代表の吉田がお届けしました。
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