「それっぽい」にさよなら!自社らしい世界観を表現するには?

組織作りに奮闘する経営者・人事のみなさん、今日もお疲れ様です。
久しぶりにコラムを書きます、インビジョン鼓舞屋の田野です!
急激に寒くなりましたね。暖かい季節にはジャケットの替わりに会社のロゴ入り法被を羽織りお客様先にお邪魔することも多いインビジョンメンバーですが、さすがに法被では厳しい気温になってきました。これからの季節用はちゃんちゃんこがあるといいかも…
ところで、私には衣替えのたびにフラッシュバックする苦い思い出があります。
大学生の頃、全く同じ服を着た人と同じ教室に居合わせるという、気まずすぎる体験をしました。
セールでなんとなく買った思い入れもそんなにない服が見ず知らずの人とかぶり、自分が自分じゃなくなる感覚すらしたのを覚えています。(ちょっと目立つ柄だったのがまた最悪でした笑)
そんなこともあり、近頃は自分に合った長く愛せる服を選びたいという気持ちが強くなってきました。
服が人とかぶると気まずい、というのは、みなさんにも何となく伝わるかと思います。
では、会社の制作物はどうでしょう。
WEBぺージや資料といった世の会社の制作物にも、無個性でこだわりがなく、同じようなデザインのものが多いと感じませんか?
デザインには気合を入れているけど、実際の社風とはマッチしていないというケースもありますよね。
近頃は、パーソナルカラーや骨格診断で自分に似合う服の色や形を見つける時代。
せっかくなら会社の制作物も自社にぴったりのデザインで仕上げたいところ。
この記事では、自社の唯一無二の世界観をカタチにする方法を紹介します。
採用ページなどのリニューアルに着手する前にぜひ試してみてほしいです。
とっちらかった、それっぽいデザインからの脱却
(コーポレートサイトBefore(探し中)→After画像)
「現状のコーポレートサイトのデザインがしっくりこない」「せめて採用ページだけでもデザインを一掃したい」
そう考える過程でこのコラムにたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、求職者が必ずと行って良いほど見ることになるWEBページを定期的に整えるのは必須です。
ですが、制作会社さんにお願いし、お金も時間もかけてデザインを練り直すのはエネルギーのいることですよね。
実際、下記ようなパターンをよく聞きます。
毎回「こういう人に刺さる感じで」というイメージのもと、1から色味やフォントのイメージを伝え、写真などの素材を用意。デザインや仕様のすり合わせに苦戦しているうちに納期が近づき、無難な状態で公開。
やっぱり自社の世界観が表現しきれていない「それっぽい」出来になってしまい、「また今回も同じことになるんだろうな」と不安を抱えながらのリニューアルを繰り返す。制作物ごとの世界観はバラバラなままで、もっとも肝心な、本当に出会いたい求職者ともなかなか出会えない。
なぜこうなってしまうのか。
それは「何が自社の世界観を作り上げるのか」が置いてけぼりになってしまっているからではないでしょうか?
まさにインビジョンも、コーポレートサイト制作においてそのような失敗を繰り返してきました。
2020年に今のコーポレートサイトが完成するまでに、実はリニューアルを4回行っています。
最初のHPは、代表・吉田が見やすくカッコよくを追求し自作したもの。
2・3・4回目は、ターゲットに伝えたいことや自社の世界観をしっかり表現するため制作会社さんに依頼したものの、伝えたイメージが表現されず、まさに上記のスパイラルに陥っていました(通称「炭酸のぬけたホームページ」)。
どれだけWEB制作のスキルや知識のある方を巻き込んでも、自分たちのらしさがブレブレなままでは自社の世界観は表現できっこなかったんです。
(おダシ屋のクリエイティブ並べて写真とる)
そして迎えた5度目のリニューアル。
今度は外側のデザインに着手する前に、自社の「らしさ」を言語化し「わたしたちは何者なのか」というコンセプトを定義。
そしておダシ屋を構成するあらゆる要素の世界観をつなげることで、届けたい相手に届く「ちょっとすきかも」なおダシ屋の世界観を表現したコーポレートサイトが完成しました。同時に、会社パンフレット、採用ページ、プレゼン資料などあらゆる制作物をおダシ屋の世界観で統一。そうすると、本当に出会いたい求職者が応募してくれるようになり、採用率がサイトリニューアル前の10倍になりました。(この辺りの詳しい話は、ぜひ書籍「弊社、ダシ屋と申します」を読んでいただきたいです)
らしさは、すでに“タンスの肥しの中”にある
(インビジョンオフィスの引き出し開けて覗いてる写真)
焦って新しい服を買う前に一度冷静になってタンスの肥しをひっくり返してみると、自分にぴったりの服が見つかることってありますよね。
それと同じように、採用サイトもデザインに先走る前にすでにある自社らしさをかき集め、言語化してみることが必要不可欠です。
基本的なブランディング戦略においても、まずは会社の価値観=MIがあり、世界観=VIはMIをデザインに落とし込むものとされています。
(↑ネットで拾ったのですが、こっちで作成しなおして載せるのありですかね?)
インビジョンではこの作業を、採用ページ制作を行う企業様向けに「採用コンセプトガイドライン」を制作する過程でのリサーチとして実施しています。
採用コンセプトガイドラインとは、その名前の通り採用コンセプトを定義するためのガイドライン。
これが採用ページを筆頭に自社のクリエイティブの世界観の鍵にもなります。
具体的には、
STEP1:経営者インタビュー
STEP2:キーマンインタビュー
STEP3:ロールモデルインタビュー
STEP4:好き108ワークショップ
STEP5:制作物棚卸し
という5つのリサーチから下記の自社らしさを言語化します。
STEP4まで済むと、ある程度自社のらしさや採用コンセプトが言語化されてきます。
そのらしさをもとに、STEP5:制作物棚卸しに進みます。
このリサーチは社内で5~7人のメンバーを集めてワークショップ形式で行い、今までの制作物を振り返ります。
自社制作物として作ってきたもの(広告、バナー、パンフレット、サイト、社内広報物…)を思いつく限り集め、
1)めっちゃおダシ(らしさ)を捉えている!
2)まぁまぁおダシ(らしさ)を捉えている!
3)おダシ(らしさ)出てないんじゃない?
の3つに分類します。
分類が終わったら、そこから「自社らしい世界観・デザイン」を5~10個言語化します。
※右脳が強いメンバーが参加してくれると言語化がスムーズです。
ここで言語化したらしさを、採用コンセプトにそって採用ページなどの制作物に反映する。
これが自社らしい世界観の表現方法です。
世界観とは、生き様である
制作物棚卸しのワークを経て「自社らしい世界観・デザイン」が言語化できれば、
表現したい自社の世界観が制作担当者にブレて伝わることも少なくなります。
もちろん、自社にぴったりな求職者を惹きつける強みにもなります。
安易にウケを狙ったり、トレンドを取り入れても「いまいち似合わない」を繰り返すだけ。
世界観とは、すでにある自社の価値観やらしさから滲み出るもの。つまり「生き様」なのだとインビジョンは考えます。
そしてその生き様がにじみ出た制作物こそ、誰とも被らない、自社ならではの一張羅なのではないでしょうか。
今すぐにでも採用サイトのデザインに着手する前に、まずはこれまでの自社らしさと向き合ってみよう。
そう思ってくださった方はぜひ一度、下記のボタンから「おダシ診断」を受けてみてください。
おダシ診断の結果を踏まえ、「採用コンセプトガイドライン」リサーチをお手伝いします。
それでは、お身体にお気をつけて、一緒に寒い冬を乗り越えましょう。
この記事を書いた人

出汁屋/広報
田野 百萌佳
ルーツを探り、五感と語感で表現するライター。炭都・福岡田川を脱出し首都・東京渋谷でザ・文系大学生活を謳歌。カッコつけずナチュラルに企業の想いをカタチにする仕事を探し求めインビジョンに新卒入社。求人原稿、採用広報記事、ブランドストーリー、コピーライティング...いろんな言葉を練っています。特技は妄想。